【完結編?】南米プラナリアに挑む!チェリーバルブに全てを託してみた
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チェリー・バルブで南米プラナリアは殲滅できるのか?
今回は、8月1日~2日にブログにアップしていた「南米プラナリアに挑む! チェリーバルブに全てを託してみた」シリーズ(?)の完結編となります。
個人的結論:駆除はできるが撲滅はできない
僕の個人的な結論はそんな感じです。
「駆除と撲滅、何が違うねん!?」( `ー´)ノ
と、思われた方、そのツッコミを期待して書きました(笑)。
えーっと、簡単に解説しますと、
「チェリーバルブの投入により南米プラナリアを一時的に壊滅状態に追い込むことは可能。しかし、チェリーバルブを取り除けばまた発生する可能性がある」
ということになります。
・・・・。
え?またわかりにくかったですか?
えーと。さらにかみ砕いて説明しますと....(;'∀')
チェリーバルブを水槽に投入している間は南米プラナリアは目視では1匹も確認できなくなります。本当に目を疑うほどその姿が皆無になりました。
前回の記事でも報告した通り、僕が投入したチェリーバルブはちゃんと南米プラナリアを食べてくれるようです。
しかも、かなりの量を超速で(´▽`)y
↑これが「駆除」です。
そしてそして、プラナリアが全く確認できなくなってからチェリーバルブを取り除いてしばらく様子をみてみると~、
数日でまた南米プラナリアがちょいちょい見られるようになりました。
おそらく、ソイルの中やモスの裏側に潜んでいたプラナリアだと思います。
これが「撲滅できていない」ということです。その後の発生がぴたっとなくなって初めて撲滅ですから。
上記のことは、僕の水槽でも実際に試して得られた結果です。
写真の水槽は、チェリーバルブを投入して数日が経ち、水槽内どこを見渡しても南米プラナリアの姿が見えなくなりました。
なので~、試しにチェリーバルブを他の水槽に全員引っ越し。
写真ではわかりにくいかもしれませんが、もともと各水槽に3匹ずつ投入していたので、引っ越し先の水槽は6匹になりました。
その後の写真は取っていませんが、チェリーバルブを取り除いた方の水槽には4~5日たつと、ちらほらとプラナリアが姿を見せ始めました。
このことから、チェリーバルブも“根こそぎ”プラナリアを食べてくれるわけではなく、ガラス面などのわかりやすいところにいるプラナリアだけをきれいさっぱりと食べてくれるようです。
↑チェリーバルブのいる水槽はガラス面がきれい!
↓チェリーバルブがいない水槽はラムズ爆殖(笑)
なので、一時的には「おっ、壊滅したか!」と思っても、チェリーバルブを取り除くと生き延びたプラナリアがほいほいと出てくるんですね。
もしくは、食べたプラナリアの一部がきちんと消化されずフンに混じって...((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル
いずれにせよ、チェリーバルブによる南米プラナリ退治には限界あるかと('◇')ゞ
ただし、「シュリンプ水槽における限界」と言葉を補足しておいた方が良いかもしれません。
シュリンプを含め、熱帯魚などの繁殖目的ではない飼育だけの水槽であれば、チェリーバルブの混泳は南米プラナリアの発生を抑えるのに有効だと考えます。
ですが、繁殖目的のシュリンプ水槽ではずっと混泳させておくことは避けた方が良さそうです。チェリーバルブの食べっぷりから、稚エビはあっさり食べられるでしょう。エビにストレスを与えて抱卵率低下などにもつながるかもしれません。
まー、使い方次第でしょうねー。
南米プラナリアが発生してしまった繁殖目的のシュリンプ水槽でも、2~3日だけなど一時的にチェリーバルブを入れるというのはアリだと思います。稚エビがいると食べられるリスクは承知の上で。
あと、僕の場合、チェリーバルブを一度いれた水槽は、プラナリアが発生しつつもその数は非常に少なく、当面の間は気にならない程度をキープできそうです(´▽`)
朗報としては、ピンクラムズの卵や稚貝、エサの残りカスまで食べてくれるようで、チェリーバルブを入れている水槽は入れていない水槽と比べてソイルもガラス面もきれいな状態になりましたよー。
あ、せっかく発生したプランクトンも見事に食べられてましたけどね(笑)。
ラムズが増えすぎて困っている方や、ソイル上が汚れて掃除しあぐねている方などにも意外と使えるかもしれません(笑)。
もっと長期間チェリーバルブを泳がせておけばひょっとしたら真の撲滅も不可能ではないのかもしれませんが、僕はシュリンプを入れて繁殖させることを目的として水槽を立ち上げているわけですからそんなに長いこと実験できません。
なので、冒頭の結論は、あくまでもシュリンプを育て・増やしている僕の視点からの「個人的結論」なわけです。
ぜひ、水槽を覗くたびに「南米プラナリアきもっ」と鳥肌を立てている方は、チェリーバルブを投入してみては?(もちろん自己責任で)
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